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2007/10/27

ライターの近日遊覧予定【10/27~】

浅田政志写真展 浅田家2007
2007年10月23日(火)~11月11日(日)
GUILD GALLERY
あるときは消防団、ある時はテレビ局の取材班、自らの家族とともにさまざまなシュチュエーションを演じる写真を発表している浅田政志の新作展。セルフタイマーで撮られた写真には、遠隔地で暮らす家族とのコミュニケーションの時間が凝縮している。(酒井)

河口龍夫 ー見えないものと見えるものー
2007年10月27日(土)~12月16日(日)
兵庫県立美術館
地元神戸出身のアーティスト河口龍夫は1960年代より、40年以上にわたり創作活動を続けてきた。その全貌を見せる展覧会がはじまる。エネルギー、熱、時間など私たちが日常目で見ることのできないものを、私たちのまえに提示してくれる。名古屋市美術館でも距離を隔てて、11月3日から河口龍夫展が開かれる。2つの美術館での展示の関係も一つの見どころとなるはずだ。(原)

光彩時空'07
2007年10月30日(火)~11月4日(日)
国立西洋美術館前庭
照明デザイナー・石井幹子による、美術館の庭を美しい光で彩るライトアップイベント。美術館外壁に、モネ、ルノワール、シニャック絵画の光をコンセプトにした作品が最新照明機材によって投影される(内容は30分毎にチェンジ)。昨年は東京国立博物館で開催され邦楽ライブを行うなど大盛況だったが、今年は管楽アンサンブルライブを実施。視覚も聴覚も満足できる楽しみな催しだ。(斉藤)

シュテファン・バルケンホール
2007年10月27日(土)- 11月17日(土) TOMIO KOYAMA GALLERY
最近読んだジェフ・ウォールが書いたバルケンホール論で、ウォールはバルケンホールの立像はまず服を着ている、と同時にいかなる階級性も示唆していないと言っていた。これは重要な指摘だと思う。そして、その人物たちは、まるで病み上がりの病人のように日常的な世界に積極的に参加するすべを喪失したかのような漂泊性を持ち、であるがゆえにその彫刻はノマド的で、ロマンティックな象徴性と結合している、と。新作約16点。(沢山)

2007-10-27 at 01:00 午前 in 近日遊覧予定 | Permalink

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