Lab☆Motion

左(c)TOCHKA 2007 右(c)exonemo 2007

assistant、エキソニモ、トーチカの３組のユニットが参加する展覧会「Lab☆Motion」は、Laboratory in Motionの意。完成したものがお行儀良く展示されているような展覧会ではなく、つねにアクチュアルに会場を実験の場としている。それぞれテイストは異なるが、さまざまな領域を横断しつつ、既存のシステムをバラバラに解体して彼らテキに心地よく再構築をするような手法をとっているという点では共通している。

写真は電池で動いたり、光ったり、音が鳴ったりするオモチャを集めて、ハードウェアハッキング／サーキットベンディングがなされたエキソニモの作品《浮遊具の妄想宇宙論 in PROGRESS》。かなり過激で素敵な小宇宙が作られている。
ちょうど東京都写真美術館で開催される「メディア芸術祭」（2/24〜3/4）にも今年の受賞者として出品するトーチカは2/21-22の２日にわたる公開ドローイングをLA在住アーティストユニットのkozydanと終え、2/25にはワークショップを開催。建築、インターネット、ファッションなどさまざまな方面の仕事をするassistantも3/11に小学生以下を対象としてワークショップを予定している。

Lab☆Motion展
2007年2月14日（水）〜3月21日（水・祝）
トーキョーワンダーサイト本郷
月曜休館　11:00-19:00　
入場無料
参加アーティスト
assistant
エキソニモ
トーチカ

words:原久子

遊覧アーカイブ
2006年　コネクティングワールド
2003年 メディアソケッツ