関美穂子 型染め展

型を使用し、糊で防染をしながら反復模様をつくりだす伝統的な染色、型染め。
型染め作家、関美穂子さんの個展が京都の書店、恵文社一乗寺店内のギャラリーアンフェールで開催されています。昨日見に行ったのですが、豊穣な模様がとても美しく、素晴らしかったので、紹介したいと思いました。本日までですが、20:00までは展示されていますのでお近くの方はぜひお出かけ下さい！

〜8月7日（月）　
（最終日~20:00）
>恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール

2000年より染色家、堀江茉莉氏に師事、助手を務めながら創作活動を続けている関さん。今展では、浴衣地や着物、正絹の帯地を中心に、団扇、マッチ箱や、手ぬぐいといった小物、そして使用した型も展示されています。言葉のない絵本に想像をめぐらして物語を紡ぐようなリズミカルな模様と、染み込んでは溶けあっていくような、ぶつかることのない色彩の味わいに魅了されます。今の暮らしのなかに感じる季節感や自然の息吹、静かにひとりで本を読むときやに想像を巡らす楽しみ、カラフルで小さな宝石をちりばめたような模様世界が広がっています。