大西康明展 visible

これまでのブラックライトや蛍光塗料を用いた作品のイメージとは異なる新作を発表。
暗い室内の中心にだけある照明の下で作動している装置と風に煽られてひらひらと揺れ動く銀色のテープ。壁面には、影の濃淡が映し出され、川面の水の流れのように、流動的に移り変わっている。空間を移動しながらゆっくりと天井や壁に目を移すと、ストーリーのある映画のようにも見えてくる。柔らかくつかみどころのない光と影のドラマチックな空間が出現している。

大西康明　visible
2006年7月8日（土）〜8月13日（日）
SferaExhibition
11:00~20:00
水曜休
京都市東山区縄手通り三条下る弁財天町17スフェラビル２F
075-532-1106