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2006/06/24
『traces』神澤道子、木村望美、的場ゆう子
5年を1タームに開催される若手作家を紹介するプログラム。本日最終日ですが(すみません。)、
今回は神澤道子、木村望美、的場ゆう子、3名の作家の作品が展示されています。
性質も方法も異なる作家たちのグループ展、オススメです。お近くの方はぜひ。
The Third Gallery Aya
存在はしても手に取ることのできないものや、ものが変化する時に一瞬だけ見せる美しさ、儚さと不確かさをクモの巣をイメージしたシリーズとして立体に表現してきた木村望美。
言語の違い、文化の違いから生まれるコミュニケーションの“ズレ”に焦点をあてて、ユーモラスに、かつシンプルに表現する神澤道子。樹皮の乾いた質感や、逆にひんやりとした湿り気も感じさせる的場ゆう子の写真作品は色彩が美しい絵画のよう。神澤さんの、公の場ででんぐり返しをひたすらくりかえしてゆくパフォーマンスビデオはユーモラスでついついずっと眺めてしまいます。木村さんは関西では久しぶりの発表、的場さんのカラープリントはまるで見たことのない土地の風景のようです。今後の活動が気になる作家ばかり。
2006-06-24 at 02:55 午後 in 展覧会・イベント情報 | Permalink
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