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2006/01/25

バンカートスクール2.3月度募集

美術手帖1月号でも紹介しましたバンカートスクールの今年度最後のプログラムです。飯沢耕太郎ゼミ以外はまだ受講者を募集しています。

【月】暮沢剛巳「ミュージアムの現在」
【火】加藤種男「加藤種男の遊庭(あしびなあ)−歌と酒から宗教まで」
【水】あがた森魚「少年自身 少女自身」
【木】町口 覚「南青山大サーカス。」
【金】飯沢耕太郎「ポートフォリオをつくるー私をひらく」[定員になりました]
【土】「美食同源」

BankARTスクール
基本的に週1回、2ヶ月間で全8回。定員は基本的に20名。
19時30分〜21時30分(土曜は15時〜17時)
会場:BankART Studio NYK(横浜市中区海岸通3-9 電話:045-663-4677)

受講料:一講座につき¥15,000(税込)。初めての方は、入学金¥3,000が必要になります。

今年度より受講生にスクール学生証を発行し、特典もつきました。BankARTショップをご利用の際、書籍販売価格の5%割引、 BankARTCafeおよびPubのチケットを10%割引させていただきます。

【月】暮沢剛巳「ミュージアムの現在」
2/6 ガイダンス ミュージアムとは何か(ミュゼオロジーの視点から)
2/13 海外の代表的ミュージアム、その現状と課題(ルーヴル、MoMA、メトロポリタン等)
2/20 都市計画とミュージアム(ミュージアムと上野公園等)
2/27 「伝統」とサブカルチャー(日本民藝館、三鷹の森ジブリ美術館等)
3/6 万博とミュージアム(大阪万博と愛・地球博)
3/13 ミュージアム評価と経営(芦屋市立美術博物館・川崎市市民ミュージアム等)
3/20 独立行政法人と指定管理者制度
3/27 日本のミュージアム(各地のミュージアムをホームページで紹介)

【火】加藤種男「加藤種男の遊庭(あしびなあ)−歌と酒から宗教まで」
2/7 心の問題「バッハ、浪曲、観音信仰」 日本人の宗教観と文化への態度
2/14 「あしびなあ」 限界芸術としての沖縄文化の可能性
2/21 「戦争と文化」 昭和15年の建築家たちの夢と、昭和20年の様々な日記
2/28 「連歌の思想」 俳諧老人のポリ.ミュージック(多元音楽)
3/7 「ドン・ジュアンの共同参画論」 恋すれどなお遥かなる
3/14 「アートNPOと創造都市」
3/22 特別学外授業「MMホールに野村誠の世界を垣間見る」(※水曜日です)
3/28 「アートともにどこへ行きたいのか?」

【水】あがた森魚「少年自身 少女自身」
2/1・15  3/1・8・15・22・29
自分自身が何を表現できるかを、照らしあわせて遊ぶ場所、それがこの教室です。今、表現しようとしているものは音楽でしょうか、映画でしょうか、映像でしょうか、絵画でしょうか、文学でしょうか、それとも舞踏でしょうか。自分で持ちうる自己表現、それは肉声であれ、身体であれ、カメラであれ、キャンバスであれ、原稿用紙であれ、それを携えてやってきてください。自分という少年性、自分という少女性を表現しつつ、それらを相互にクロスメディアしてみようというそういう試みです。
※ 初回2/1は、自分で制作した作品(文学、音楽、歌・・・ジャンル問わず)をご持参下さい。

【木】町口 覚「南青山大サーカス。」
2/9・16・23  3/2・9・16・23・30
『今回のバンカートスクールで、グラフィックデザインの具体的な技術(マックの使い方とか)のノウハウを講義するつもりはまったくありません。受講生の皆さんには、僕の“変換ソフト”を一度インストールしてもらい、それぞれの“変換ソフト”を構築していく際の手掛かりになれば面白いかな、と考えています』
 グラフィックデザインは他のメディア(=印刷メディア)に移し替える仕事だと思うと、町口さんは言います。それは、ある表現(映画・演劇・音楽・写真・文章)の魂を印刷物に吹き込んで、誰かに届ける仕事ということ。今回の講座は、“変換”をテーマに授業を進めていきます。
 町口さんが表現者と徹底的に話し合いながら進めていった過去の仕事のお話から現在進行中の仕事のお話まで。様々な表現ジャンルに携わることで培われた、町口さんならではのお話にご期待ください。
 また、町口さんが現在進行している仕事の公開打ち合わせ、それぞれの受講生に、書店で見つけた好きな一冊をご持参いただいての徹底書籍解剖、様々なジャンルで活躍中のゲスト講師をお呼びすることを予定しています。

【金】飯沢耕太郎「ポートフォリオをつくるー私をひらく」[定員になりました]

【土】「美食同源」
「美食同源」は2006年2-3月に開催予定の「食と現代美術 part2」にあわせて開講。出品作家とのワークショップや横浜の食文化のフィールドワーク等を通して食と美術の関わりを探っていく。
(日程が変動的です)

2/24(金) 岩渕潤子(慶應義塾大学教授)+清水嘉弘(玉川大学客員教授)
   ※19時〜21時 授業は1時間のみ オープニングパーティ
2/25(土) 折元立身(美術家) 
2/26(日) 林のり子(食文化研究者・PATE屋)
3/4 (土) 森野あやこ(HANA-YA)
3/5 (日) 坂口千秋(VOID Chicken・オリジンフード研究会)+柘植 響(子連れ自費出版人・美術ライター)
3/10(金) 井上明彦(美術家・京都市立芸術大学助教授)
   ※19時30分〜21時30分
3/11(土) 芸術麦酒プロジェクト(榊 弘太・緒賀道夫他)
3/12(日) CUEL(料理集団)

お問い合わせ・お申し込みはBankARTスクール事務局まで。 
[email protected]


2006-01-25 at 04:17 午後 in 公募&助成情報 | Permalink

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