2005/03/17
39アート参加企画「アート遊覧」ツアー報告
東京・銀座hpgrp6F アンテ・ヴォジュノヴィック「MA」にて。巨大なキャンドルが溶けて表面に模様をつくり続けている
もう先週のことですが、3月9日「遊覧ツアー」の報告を。東京のツアコンは白坂ゆり。参加者は、当日キャンセルも出て、美術系大学の学生NさんとMさん、最近ギャラリーに興味を持ち始めた学生Kさんの計3人。13時、京橋のギャルリー・ユマニテ東京「川島清展」からスタートし、銀座7丁目の月光荘まで、18時まで14軒を歩いて回った。
なかでも全員で盛り上がったのは、「中西信洋展」INAXギャラリー、PEELER企画「池田朗子展」space kobo & tomo階段下。広くなったギャラリー小柳では、杉本博司+ソフィ・カルについて解説してもらう。ダイアン・アーバスの写真が見られるのは貴重な機会だ。「松井柴朗+藤城凡子展」art space kimura ask? の水槽の空間(本物の金魚が泳いでいた!)が、「子どもの頃からの夢とぴったり」という感想も出る。松井柴朗はいつもの巨大さがなくて残念だが、換気扇の先及び、外へ出たら見上げるのを忘れずに。私は他に「石本かや乃展」藍画廊と「岡村慎一郎展」ギャラリー本城が、てらいのない感じで好感を持った。岡村慎一郎の絵は、『電車男』や大道珠貴『傷口にはウォッカ』の装画にもなっている。
途中、「池田朗子展」を企画した藤田千彩さんが加わり、参加者の方から教わったhpgrpというビルに立ち寄るなど、次第に他力本願的に。地図を作成できなかった(『etc.』を当てにしていたが発行が遅れていた)など反省点もあるが、一方的に案内する/される関係よりも良かったと思う。NさんとMさんがよく回っているのは新川や六本木などのギャラリーだったが、39アートには参加していないので京橋〜銀座に絞ってみた。今後いろいろなツアーが考えられるので、またやってみたい。
さて、次は大阪のツアコン原久子からの報告です。参加者は1人でしたが、名古屋からいらしたという。
ギャラリー風「杉山晶子」展→アート遊「岡本太郎」展→O gallery eyes「上村亮太+フジイフランソワ」展→中国現代美術センター「佐藤有紀」展→番画廊→画廊ぶらんしゅ→国立国際美術館「オノデラユキ」展→graf media gm 「吉永マサユキ」展→graf show room→児玉画廊「中川トラヲ」展→海岸通ギャラリーCASO「大阪アートカレイドスコープ」
ここで18時となり、Yさんもそろそろ帰る時間に。O galleryでは3枚ポストカードをゲット、graf media gm ではコーヒーを100円で飲ませていただく。Yさんは地元で無料ミニコミ誌(月1)の編集にかかわっておられ、アーティストに取材をするうちに現代美術が好きになったのだそう。途中で、購入したいと思われた作品もあったようで、「とても楽しかった」「大阪はやっぱり都会ね」「大阪はいろんなところがあっていいわ」と大変お褒め頂き嬉しかったです。マンツーマンだったので、なんだかYさんのほうが恐縮がられて、お礼をしたいとか言われて困りました。でも、gmにてケーキをごちそうになりました(^ ^)V
という私たちですが、夏にはアサヒアートフェスティバルにてツアーを行う予定です。ご参加お待ちしています。
2005-03-17 at 01:20 午前 in 展覧会・イベント情報 | Permalink
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コメント
いまさらですが
白坂さんおつかれさまでした
かなり歩きましたね・・・
明日私は大阪へ行く予定なので
大阪のツアーを参考に回ってみたいと思います
どうもありがとうございました
投稿情報: 藤田千彩 | 2005/03/26 0:12:35