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2006/07/29
ドイツ派遣アーティスト公募
大雨が続いていましたが、みなさんの街では大丈夫ですか? いま『美術手帖』に掲載される後妻有アートトリエンナーレの原稿を書いていて、これを乗り越えたらまたいろいろな展覧会のレポートをしますので、しばしお待ちください。レジデンスプログラムのご案内です。
ダイムラー・クライスラー・ファウンデーション・イン・ジャパンの文化・芸術支援活動「アート・スコープ 2007/2008」プログラム
において、2007年9月から12月の間の3ヶ月間、ドイツ・ベルリンへ派遣する日本在住アーティストの一般公募が行われます。アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT)が、2003年より同プログラムの企画協力をしています。
【「アート・スコープ2007/2008」について】
2007年度の「アート・スコープ2007/2008」では、これまでの推薦方式によるアーティスト選考に加え、ドイツ・ベルリン市に派遣する日本在住のアーティストを一般公募することとなりました。この一般公募のアーティストと専門家により推薦されたアーティストの中から、日・独2名ずつ計4名を選出し、2007年秋から冬にドイツへ派遣し、ドイツ人アーティストを東京へ招聘します。そして2008年秋には原美術館にて4名のグループ展を開催予定です。
「アート・スコープ」とは、ダイムラー・クライスラー・ファウンデーション・イン・ジャパンが継続している文化・芸術支援活動のひとつです。1991年から始まったこのプログラムは、アーティスト・イン・レジデンスと展覧会を通じて若手アーティストを支援するもので、これまでに柏木弘、岡崎乾二郎、小林孝亘、秋山さやかなどが選出され、フランスにて滞在・制作を行いその成果を発表してきました。2004年からは、日本人アーティストをドイツ・ベルリン市へ派遣し、ドイツ人アーティストを東京へ招聘するエクスチェンジ・プログラムとなり、2005/2006年度は、森弘治、名和晃平の日本人2名とカーチャ・シュトルンツ、ゲオルグ・ヴィンターのドイツ人2名の計4名のアーティストが、互いの国で滞在・制作しました。その成果発表として『「アート・スコープ 2005/2006」インターフェース・コンプレックス』展が、2006年9月9日より原美術館にて開催される予定です。
この「アート・スコープ」プログラムは、企業と美術館、NPOの3者が連携し、継続しているという点が特徴的な事業です。また、若手アーティストを継続的に支援する先駆的なプログラムであり、企業メセナ活動として高い評価を受けています。
【概要】
「アート・スコープ2007/2008」アーティスト・イン・レジデンスプログラム
派遣期間:2007年9月-12月のうち3ヶ月間
滞在場所:ドイツ、ベルリン市
主催:ダイムラー・クライスラー・ファウンデーション・イン・ジャパン/原美術館
企画協力:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ
【応募について】
ご興味のある方は、以下のページから支援内容、提出書類、書類送付先、選考スケジュール等を参照の上、8月10日(木)必着で資料を郵送して下さい。10日(木)以降は一切受け付けませんのでご注意下さい。応募条件を満たさないものは選考の対象外となります。
詳細
【資料郵送先・お問い合わせ】
特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT / エイト]
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-3 ツインビル代官山A-502
E-mail: [email protected]
※お問い合わせはE-mailのみで受け付けます。土日祝日は返信できませんのでご了承下さい。
2006-07-29 at 01:14 午前 in 公募&助成情報 | Permalink
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