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2005/03/02

大阪アートカレイドスコープ OSAKA05

3月5日より約1ヶ月、大阪じゅうがアートイベント満載になります。

TV_Moore_DeadZone01-small TVムーア TV Moore
「The Dead Zone」 2 channel DV/DVD 2003年
courtesy of the artist and Roslyn Oxley9 Gallery

「大阪アートカレイドスコープ OSAKA05」
2005年3月5日(土)〜24日(金)
大阪府立現代美術センター
海岸通ギャラリーCASO

今年はその名の通り、万華鏡的複眼思考をテーマにすえました。大阪府のレジデ ンスプログラムにART-EXに参加した過去に参加したアーティスト、アラン・ジョンストン(エジンバラ国立芸術大学教授)と加藤義夫(インディペンデ ントキュレーター)、この遊覧のライターでもある原久子の3人によるキュレーション。3人3様の万華鏡のイメージを展覧会という場で提示します。エジンバラは万華鏡の発祥の地でもあり、奥の深いコンセプトで集められた作品が並びます。トーマス・シュトゥルート、オラファー・エリアソン、ダグラス・ゴードンといった当代の人気作家たちの作品が一堂に会する機会を見逃す手はありません。
 映像インスタレーション作品ばかりを集めた海岸通ギャラリーCASOでは、京都在住でありながら関西では初めて展示をする高木正勝ほか、林ケイタ、るさんちまん、ロス在住のTV Moore、ソウルからflyingCityを迎え、新作を一挙に公開。「都市に棲む魔ものたち」をサブタイトルに、都市の死角にあるアンフラマンスを展示のなかに視覚化します。
 関連事業も盛りだくさん。ぜひこの機会に大阪のアートシーンを満喫してください。


東京でも講演があります。

インスタレーション作品を中心に、写真を含む映像作品を制作するオーストラリア出身の若手アーティストTV ムーア。彼はこれまでにも「都市」をテーマとしたものをいくつも制作している。都市生活のなかで、ある集団に適応できるかどうか、人々にジレンマを与えるさまざまな要因、人々がかかえる心の葛藤など、重いテーマを、現実と非現実を織り交ぜながら、持ち前のセンスの光る映像作品としてきた。今回、初来日し、新作を含む3点の映像インスタレーションと写真作品を第2会場である海岸通ギャラリー・CASOにて展示。来日中の東京滞在に合わせて今回のアーティストトークが実現。映像作品をみながら作品について本人に語っていただきます。

アーティスト:TV Moore (TV ムーア) 

日時:3月6日(日)午後2時〜4時
会場:トーキョーワンダーサイト3階ギャラリー
参加費:500円 ※入場料は、事業運営のための寄付金とさせていただきます。

TV Moore 略歴:
1974年キャンベラ生まれ。1999年シドニー大学芸術学部卒業。2003-04年は母校シドニー大学で教鞭もとる。Anne & Gordon Samstag 国際芸術奨学金を受け、2004年よりMaster of Fine Arts, CalArts(ロサンゼルス)に在籍。近年は、04年Roslyn
Oxley9 Gallery(シドニー)、Artspace(シドニー)、Gertrude Contemporary Art Spaces(メルボルン)、03年オーストラリア国立美術館(キャンベラ)にて個展、「Minus 10 Minus 2」Iaspis(ストックホルム)「I thought I knew but I was wrong: New video art from Australia」(ソウルほか)のグループ展に出品するなど、若手ながら国内外で広く活躍の場を得ている。
TV Moore

お申し込みはお電話、FAX、e-mailにて承っております。e-mailの場合は以下のフォーマットを用い、お申込みください。
皆様のお越しをお待ちしております。 

----以下申し込み用フォーマット
<3月6日アーティストトーク申込み>
氏名:
人数:
住所:
連絡先:
メールアドレス:

申し込み先
トーキョーワンダーサイト
東京都文京区本郷2-4-16
Tel 03-5689-5331 FAX 03-5689-7501
e-mail [email protected]

2005-03-02 at 10:26 午前 in 展覧会・イベント情報 | Permalink

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