近日遊覧予定
2009/02/21
ライターの近日遊覧予定【2008/2/21~】
大舩真言展 「Principle」
2009年2月17日(火)〜3月1日(日)
neutron(京都)
大舩の作品を見た後は、他の展覧会を見る気分ではなくなることが多い。胸の奥にじわじわと染み込んでくるような、美しい彼の色彩世界の余韻を満喫したくなるからだ。neutron Tokyoに続く京都での個展、どんな空間が出来上がっているのかとても気になる。(酒井)
淺井裕介 Yusuke Asai "ぐらぐらの岩"
2009年2月21日(土)〜3月29日(日)
graf media gm(大阪)
この1年の間にいったい淺井裕介はいくつの展覧会やアートプロジェクトに参加したことだろうか。彼の心身から生命をもらい、床や壁を這い、町を覆いつくしてゆく。今回は関西初個展。どんな新たな芽が息吹くのか楽しみだ。(原)
『マーク・ロスコ 瞑想する絵画』
2009年2月21日(土)〜6月7日(日)
川村記念美術館
巨大な色面で魅力的な空間を創出するロスコ。散逸していたシーグラム絵画の半数(15点)が集められた空前絶後の展示。見逃してはいけない。(斉藤)
PHILOSOPHIAE NATURALIS PRINCIPIA ARTIFICIOSA
自然哲学としての芸術原理
2009年 1月17日(土)〜6月21日(日)
東京アートミュージアム
いつ、思考および実践を開始するのかという歴史的条件と、いわゆる「芸術原理」とはどのように関係し、また背反するものだろうか。「若手作家」が、(ときに彼ら自身が率先して)安易かつ些末にカテゴライズされてゆく現状にこそ、続けて追いたい企画。鷲見和紀郎[1.17-2.9]吉川陽一郎[2.11-3.9]、菊池敏直[3.12-4.4]、松浦寿夫[4.5-4.30]、伊藤誠[5.2-5.25]、岡崎乾二郎[5.28-6.21]のそれぞれが、異なる会期で主に新作を発表する。(沢山)
風間サチコ 「昭和残像伝」
2009年2月4日(水)〜3月14(土)
無人島プロダクション
以前、同ギャラリーで見た個展「満鉄人VSプリズン・ス・ガモー」の迫力と臨場感を思い出すだけでワクワクする。
今回のテーマは「炭鉱」らしいが、スケールの大きい木版で表現される世界を肌で感じたい。(水田)
2009-02-21 at 09:52 午前 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (0) | トラックバック(0)
2009/01/04
ライターの近日遊覧予定【2008/1/4~】
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
『図工だいすき子ども美術展』
2008年12月27日(土)〜2009年1月11日(日)
CCAAランプ坂ギャラリー
図工の授業で楽しみながら制作した、小学生の作品が一堂に並ぶ展覧会。子どもたちの生き生きとした活動や、ベテラン先生たちの魅力的な指導法も提示される。今日の図画工作授業の実態に触れられそうだ。冬休みに併せての開催。(斉藤)
上野伊三郎+リチコレクション展 ウィーンから京都へ、建築から工芸へ
2009年1月6日(火)〜2月8日(日)
京都国立近代美術館
京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)の教授だった上野伊三郎と上野リチ夫妻。 ウィーンのヨーゼフ・ホフマンの建築事務所で出会い、結婚したふたりの創作活動を 紹介する今展、2006年に京都インターアクト美術学校より寄贈されたふたりの全作品と資料の初公開となる。チラシに掲載されたリチ制作のテキスタイルやマッチ箱カバーのデザインが素敵すぎる!開催が待ち遠しい展覧会です。(酒井)
Antenna アンテナ 「トコ世ノシロウツシ」
2009年1月10日(土)〜2月28日(土)
TSCA Kashiwa
京都からアンテナがやってきた。これ数年の彼らの創作活動のなかでも最大級の作品といえる展示空間が柏に現れる。映像、立体造形物、日本画などを用いた作品には、お馴染のジャッピーも登場。どんな物語世界が読み取れるのか、必見。(原)
世界の終わり 林勇気
2008年12月5日(金)〜2009年1月18日(日)
IID GALLERY
新しい年を迎えるというのにこのタイトルはないだろう、と怒らないでください。こちら世界とあちら世界の境界を行ったり来たりしながら、いつまでも再生されていくスローテンポな動きに、いつの間にかあなたもまぎれ込んでいるかもしれません。(原)
『また あした」絵本原画展
2009年1月21日(水)〜1月27日(火)
Gallery Objective Correlative(四谷アート・ステュディウム1F)
ぱくきょんみ 文/伊部年彦 絵
月刊「こどものとも年少版」2008年12月号(福音館書店刊)の絵本の原画展。パステルやアクリルの平面を制作している伊部にとっては今回が初めての絵本の仕事になる。(沢山)
NS-1「GO FOR FUTURE」遠藤一郎
2008年11月22日〜2009年1月11日
party
2008年11月に福島県いわきにオープンしたばかりのアーティストランスペース。代表の緑川雄太郎さんもアーティストであり、企画もこなしている。第一回目の展覧会が遠藤一郎さんということで柱が印象的な展覧会場の空間がどのようになっているか楽しみ。(水田)
2009-01-04 at 12:19 午後 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (0) | トラックバック(0)
2008/12/15
ライターの近日遊覧予定【2008/12/15~】
佐々木愛 Ai Sasaki "GOLDEN"
2008年12月20日(土)〜2009年2月8日(日)
graf media gm
このところ青森、ソウル、ウエリントン(NZ)など、国内外でアーティストインレジデンスに滞在制作をしていた佐々木愛。砂糖をもちいた壁画制作というイメージが強く印象づけていた彼女の作品だが、新しい展開を期待できそうだ。ドローイングやペインティングを発表の予定。(原)
「さて、大山崎」 山口晃展
2008年12月11日(木)〜2009年3月8日(日)
アサヒビール大山崎山荘美術館
「天下分け目の天王山」として知られる山崎の合戦や利休による茶室「待庵」がある大山崎。そんな歴史も一部絡めたという新作が発表されている今展、山口版洛中洛外図《邸内見立 洛中洛外圖》も初公開。京都、大山崎散策とともに楽しめそう。(酒井)
第4回府中ビエンナーレ
トゥルー・カラーズ 色をめぐる冒険
2008年11月15日(土)〜2月1日(日)
府中市美術館
「色」という視覚的な要素を切り口に、現代美術のグループ展が組織されること自体、現在の状況を考えるならば画期的なことだというべきではないだろうか。雨宮庸介、今澤正、原高史、武藤努、村山留里子、横内賢太郎、渡辺豊の7名が参加。(沢山)
『吉田朗個展 仏間でクリスマス』
2008年12月6日(土)〜2009年1月24日(土)
YUKARI ART CONTEMPORARY
アートは世の中への提言として存在すべきという考えのもと、メッセージ性の強い立体作品を制作している吉田朗。日本人の信仰心をテーマにした仏像型作品で、風刺の効いた展示を行う。(斉藤)
『DIG&BURY'S MAGIC TREE』
2008年12月6日(土)~12月27日(土)
プロジェクトスペースKANDADA
今まで手紙を入れたビンを投げる「letters from slow boat」シリーズを始め、世界各国を移動することを作品としてきたアーティストユニットのDIG&BURY。今回は今年訪れたカンボジアでの体験をもとに、自分たちが旅した世界の国々の言葉の木を制作したという。新作のインスタレーションが楽しみ。(水田)
2008-12-15 at 09:24 午前 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (0) | トラックバック(0)
2008/11/16
ライターの近日遊覧予定【2008/11/16~】
生誕200年記念
ドーミエ☆人間喜劇
[第1部]パリっ子の表情
8月30日(土)~11月24日(月・祝)
[第2部]日本人のまなざし
11月29日(土)~12月21日
伊丹市立美術館
伊丹市立美術館は実は世界でも有数のドーミエ・コレクションを誇る館。2部に分けた展覧会は、1度では展示しきれないほどの数量だから。記憶力と描写力抜群のドーミエのデッサンは19世紀の人々でなくてもグイっと心を掴まれる。第一部はリトグラフを中心にした展示、第二部は、油彩や彫刻など、その多彩な活躍ぶりと戦前に国内で公開された作品や日本での紹介記事から、日本での受容史を検証。(酒井)
SENSE OF TOUCH yasuko iba solo exhibition
2008年11月1日(土)~11月30日(日)*金・土・日のみ開廊
eN arts
伊庭靖子の個展が京都・祇園で開かれている。京都出身の伊庭はシルクスクリーン版画から作家活動をスタートしているが、すっかり精密な油彩画で、ものの表れの儚さや美しさを描き出す作家として定着した。秋の京都、画廊への道中も楽しめそうだ。(原)
ライアン・ガンダー
How I learnt to use my senses, how I learnt to think and how I learnt to feel
10月31日(金)~12月13日(土)
TARO NASU
展覧会タイトルはウィトゲンシュタインだろうか、ガンダーはコンセプチュアルアートの系譜を引くイギリス人アーティスト。壁一面を塗りつぶす大規模インスタレーションを含む新作作品群を発表する。(沢山)
『日常の喜び』
2008年10月25日(土)~2009年1月18日(日)
水戸芸術館現代美術ギャラリー
日常至上主義で括った現代美術のグループショー。担当学芸員の眼差しに注目したい。11月24日までは、同館周辺で街とリンクしたアートプロジェクト「カフェ・イン・水戸2008」を開催中。(斉藤)
中村綾緒「夜の魔法」
2008年11月6日〜11月23日
1号室|2号室
アーティスト本人のアトリエとしても使われているという、まるで他人の部屋にあがりこんだような落ち着いたギャラリーでの写真展。まるで舞台の上でダンスをしているかのような劇的で静かな写真とスライドショーに見入ってしまう。神保町・神田エリアのギャラリーや雑貨店、古本屋をめぐる企画「LITTLE EXPO」と合わせて散歩がてら見てほしい。(水田)
2008-11-16 at 06:54 午後 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (0) | トラックバック(0)
2008/11/02
ライターの近日遊覧予定【11/2~】
第7回ヒロシマ賞受賞記念 蔡國強展
2008年10月25日(土)~2009年1月12日(月・祝)
広島市現代美術館
北京オリンピックの開会式/閉会式に色をそえた花火は記憶に新しいと思う。その仕掛人でもある蔡國強。全長46mの火薬ドゥローイング、世界巡回を経て日本に再び戻ってきた古船を用いた作品「無人の花園」などダイナミックで示唆に富んだ作品をわれわれに見せてくれます。(原)
アートイニシアティヴ・プロジェクト
「Exhibition as media 2008『LOCUS』」
2008年11月1日(土)~24日(月・振休)
神戸アートビレッジセンター1F/KAVCギャラリー、1room、B1/KAVCシアター、スタジオ3他
アーティストとセンターが「展覧会のメディア性」について再考し、企画立案から実施までのプロセスを重視しながら共同で創り上げる展覧会。今回は木藤純子、国谷隆志、栗田咲子、田中秀和、三宅砂織が参加。場所やチカラの中心という意味の他、数学では軌跡(任意の条件を満たす点が集まってできる図形)を意味するLOCUSがタイトルの今展、任意の点となる各作家の表現がどのように展開するのか楽しみ。(酒井)
『トロールの森2008』
2008年11月3日(月)~11月23日(日)
都立善福寺公園
「まちと森をつなぐかたち」と題して都立善福寺公園を現代アートで変容させる。参加アーティストは13名。場との対話、場との共存から成り立つ作品は、観る者に発見や喜びをもたらすだろう。今年7回目。(斉藤)
「すうぷ」のために・展
2008年11月17日(月)~12月6日(土)
馬喰町 ART+EAT
ぱくきょんみの詩「すうぷ」のために、井藤昌志、伊部年彦、岡﨑乾二郎など17組の作家が1点ずつ作品を出品する企画展。(沢山)
長井朋子個展
子供と梟と灰色ネコもキラキラの日曜日
小山登美夫ギャラリー
2008年11月1日 (土)- 22日(土)
オペラシティのプロジェクトNに引き続き、長井朋子の新作に出会えることが嬉しい。彼女の頭の中の一角に迷い込んだようなインスタレーションには、立体作品あり、ドールハウスあり、手作りのヌイグルミやふわふわのマットレス、多数の要素が呼応しながら空間を彩っている。(水田)
2008-11-02 at 04:42 午後 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (0) | トラックバック(0)
2008/10/18
ライターの近日遊覧予定【10/18~】
塩賀史子絵画展「 眩しさの向こうに 」
2008年10月7日(火)〜10月25日
アクサンギャラリー(大阪)
06−6444—0366
大阪市北区中之島5−3−101 アクサンビル2F
12:00〜19:00(最終日17:00)
アンドリューワイエスを彷彿とさせるような風景画は静謐で清々しい。キラキラ光る 木漏れ日の光景、脆弱な雰囲気も逞しさもたたえた植物の表現など、塩賀の絵画は写真よりもリアルで、観る者をグイと惹き付ける。ぜひ秋晴れのお天気の日に出かけたい展覧会。(酒井)
山野千里「 Park 」展
2008年10月18日〜11月1日
Gallery Jin (ギャラリー人)
京都在住の作家、山野千里の個展が谷中で開かれる。彼女の陶によるオブジェや器は、笑いやウイットに満ちている。観ていて飽きない山野の世界観を存分に楽しみたい。徒歩圏で開催中の小笠原美環「ひとりごと」展(SCAI THE BATH HOUSE)も是非観たい。(原)
『表層の冒険者たち 2008』
PART1 2008年10月13日(月)〜10月22日(水)
PART2 2008年10月23日(木)〜11月01日(土)
ぎゃらりーいしだ
絵画で世界を模索する作家たちの競演。これぞ絵画というような骨太な作品が並んでいることを期待。両パートともに11作家が出品。
PART1:大嶋彰、芝章文、山部泰司、岸本吉弘、石井博康、沼田直英、木嶋正 吾、山田宴三、千葉照子、内倉ひとみ、工藤礼二郎
PART2:二宮淳、西尾順、新山光隆、羽賀洋子、団野雅子、倉橋利明、萩原宏典、小澤基弘、山田ちさと、神野八重子、小松崎広子
(斉藤)
高山陽介展
2008年10月3日〜25日
GALLERY HASHIMOTO
作品の表面がツルツルしていて、くすのきを使用した木彫作品だと聞いて驚いた。素材を覆ってしまう潔さと、それでも木彫でなければ出ない暖かさが、動物のような植部のような曖昧なモチーフにも現れている。手のひらに収まるサイズの作品は思わず触って持ち帰りたくなる。レントゲンラディウムやTARO NASUにも歩いていけるので合わせて見たい。(水田)
高嶋晋一「These fallish things」
Yotsuya Art Studium最優秀アーティスト賞
2008年10月10日(金)〜10月26日(日)
GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE
高嶋晋一の新作は、課題を自ら創出し、実践するという気配がきわめて濃厚である。具体的な成果もなく、しばしば他人にとっては不可解でしかないような課題を永遠普遍の至上命題、つまり格律のようにあつかう態度を自らの内に孤独に宿した作品は、そのため、鑑賞者の所属している世界の物理的な条件さえ考慮に入れないまま飛び超えてしまうだろう。高嶋の作品空間が宇宙空間を思わせ、作品を見ている私たちが脅かされているように感じはじめるとすれば、それが、地球の論理によってはもはや構築されていないからなのかもしれない。このような実践が評価される場が現在あることを素直に喜びたい。(沢山)
2008-10-18 at 03:26 午後 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (1) | トラックバック(0)
2008/09/08
ライターの近日遊覧予定【9/8-】
イチハラヒロコ展 LOVEおまえのせいだ。
2008年7月9日(水)〜9月9日(火)
成羽町美術館(岡山)
毎日使っているコトバ。コミュニケーションの大事な手段である。そんなコトバを使っ た作品を20年間つくり続けるイチハラヒロコの個展が開かれている。彼女がいつも使っている"モリサワMB101"はシンプルだが人肌の温もりのようなものも感じる絶妙の書 体だ。そんな書体で表現された「愛」と「笑い」満載の作品が28点展示されていると いう。「恋みくじ」は自分のこととなると笑ってもいられないらしい。ドキっとする コトバに刺激を受けると暑さもふっ飛ぶ?!(原)
引込線
所沢ビエンナーレ・プレ美術展
2008年8月27日(水)〜9月12日(金)
西武鉄道旧所沢車両工場
美術家と批評家らによる自主企画展。伊藤誠、遠藤利克、窪田美樹、多和圭三、手塚愛子、戸谷成雄など16名が参加し、批評家、研究者なども著述参加する。(沢山)
『清岡正彦展 FLOATING DIVE』
2008年8月11日(月)〜8月23日(土)
藍画廊
昨年のこの時期、会期中に展示を進化させるユニークな試みを行った清岡正彦。 今年はその続編。絵画や彫刻、建築といったジャンルで分けられない表現を創造しようとする作家の意欲的空間に出会える。(斉藤)
2008-09-08 at 11:53 午後 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (0) | トラックバック(0)
2008/06/13
ライターの近日遊覧予定【6/13~】
MARKET TRACE 2008
ART TRACE Gallery
2008年6月6日(金)~6月22日(日)無休
100平方メートルの広い空間で、37名のアーティストによる小品フェアが開催中。個人的に小品が好きなこともあり楽しみ。出品は同ギャラリー参加作家の他、門田光雄、川上和歌子ら招待作家。(斉藤)
中川敦夫 + 村井美々 + 権田直博 「Chat」
2008年5月31日 ~ 2008年6月28日
複眼ギャラリー
中川敦夫の描いた絵を村井美々がアニメーションにするなど、個性の異なる3人の気鋭の若手作家がそれぞれに関わりを持ちながらコラボレーションを行った。22日にはワークショップ「4コママンガ描くぞ!」開催予定。楽しい展覧会になりそうだ。(原)
come on-a my house
中村好文 すまいの風景
2008年4月18日~10月19日
美術館 as it is
美術館 as it isは、目白にある「古道具坂田」の店主・坂田和實が集めた工芸品を公開するために開いた美術館。館の設計者でもある、建築家の中村好文のもとに「集まってきた」品々を展示する。個人コレクション企画の第三弾。
(沢山)
αMプロジェクト2008 現れの空間vol.2 木島孝文×グループ2時間
2008年6月9日~6月21日
ASK? art space kimura
今年のαMプロジェクトのキュレーターは東京都現代美術館の住友文彦氏で、全5回開催される。毎回期間中に開催されるギャラリートークのゲストが面白い。今回は6月20日にトークがあり、アーティストに加えArt Center "Ongoing" 代表の小川希氏。(水田)
2008-06-13 at 08:24 午後 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (0) | トラックバック(0)
2008/04/10
ライターの近日遊覧予定【4/10~】
俵萌子展
Oギャラリーeyes
2008年4月7日(月)~4月12日(土)
夢の中で見た風景を思い出そうとする時のように、画面を見つめているといつも記憶を遡ろうとしてしまう。静けさのなかにどこか不穏な動きを感じて、胸が騒ぐ感覚を覚える俵の絵画。新作が楽しみです。(酒井)
没後120年記念 絵画の冒険者 暁斎 Kyosaiー近代へ架ける橋ー
京都国立博物館
2008年4月8日(火)~5月11日(日)
幕末から明治維新をはさみ激動の時代に生きた絵師河鍋暁斎の作品群はかなりユニークである。数えで7歳で歌川国芳に弟子入り、その後11歳で狩野派に入る。その筆跡の基礎は言うまでもなくしっかりとしたものなのだが。それ以上に彼の描いた世界は現実を表面だけ見るのではなく、彼自身の批評眼をもって奇想天外に描かれている。海外に流出した作品も多く里帰りし、これは必見。(原)
椿会展2008
Trans-Figurative
資生堂ギャラリー
2008年4月10日(木)~6月15日(日)
第6次椿会メンバーの、袴田京太朗、丸山直文、やなぎみわ、塩田千春の4名の新作を中心に構成される企画。塩田千春は7月から国立国際美術館で、丸山直文は9月に目黒区美術館で、個展を開催する。(沢山)
中西夏之新作展 絵画の鎖・光の森
渋谷区立松濤美術館
2008年4月8日(火)~5月25日(日)月休
80年代から絵画制作に専念し、新境地を追求してきた中西夏之。特有のニュアンスで魅了するこの作家の作品が、以前から気になっていた。どっぷりと世界に浸かりたい。ここ4年間の未発表絵画作品が中心となる展示。(斉藤)
津田久美恵展“Perfect is Not Perfect”
小山登美夫ギャラリー
2008年4月5日(土)~4月26日(土)
昨年ワンダーサイトで見たグループ展では、ギリシャにある浮かぶ修道院のあるメテオラをテーマにしたインスタレーションを行った津田。神秘的な中に残酷さが垣間見え、作品に使われるセラミックのツヤや、キラキラした糸にうっとりとしてしまう。新作が楽しみ。(水田)
2008-04-10 at 09:24 午前 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (1) | トラックバック(0)
2008/03/18
ライターの近日遊覧予定【3/18~】
青木野枝展『空の水/佐久島』
2008年3月1日(土)~3月30日(日) *野外展示につき会期中無休
第1会場:佐久島西地区・キャンプセンター跡地
第2会場:佐久島東地区 丹梨海岸
2001年からはじまった佐久島でのアートプロジェクトもすっかり定着した。今回は彫刻家・青木野枝が、島の海岸と森の中の2ヶ所で作品を展示。島に新たな風景をもたらしているという。(原)
京都タワーアートプロジェクト テラせ!展
2008年3月18日(火)~4月13日(日)
灯台をモチーフにしたおなじみの京都タワーを会場に、京都造形芸術大学情報デザイン科の学生がヤノベケンジ氏監修のもと、展覧会を開催。京都タワー11階に上るのが楽しみ。(酒井)
山下律子展
アトランティコギャラリー
2008年3月22日(土)~4月19日(土)12:00-19:00 木金土曜のみオープン
作家は一貫して、白い油絵具を塗った画面をニードルでひっかいて描いている。その溝に色を入れる、ぐっと画面が引き締まり、命が宿るのだ。現実の光景や記憶をもとにした絵は、イラストチックで軽やか。独特の手法による質感が心地よい。(斉藤)
VOCA展2008 新しい平面の作家たち
上野の森美術館
2008年3月14日(金)~30日(日)
今年のVOCA賞は横内賢太郎。彼のインタビューは近頃創刊された雑誌『REVIEW HOUSE』でも読める。ほかに川上幸之介、笹岡啓子、伊藤雅恵、藤原裕策、岩熊力也、関根直子などが出品しているが、佳作賞の伊藤は、鎌倉画廊で開催される「絵画の春」展(3/29~5/10)にも参加する。(沢山)
SHINCHIKA-シンチカ
オオタファインアーツ
2008年3月15日(土)~4月19日(土)
六本木コンプレックスから勝どきに移転したオオタファインアーツのこけらおとし、「SHINCHIKA(シンチカ)」というグループのインスタレーションがおもしろそう!
「卒業後離れ離れになったメンバーがネットによるファイル交換で」制作しているというスタイリッシュ?な感じと、グループ名は「大阪天王寺にある大阪新世界国際地下から名づけられ」たという大阪的な雰囲気が気になります。(水田)
2008-03-18 at 10:48 午前 in 近日遊覧予定 | Permalink | コメント (0) | トラックバック(1)